昨日2月11日は名古屋に行っておりまして、先ほど木曽に帰ってきました。
名駅前のウインク愛知で開催された「アロマセミナー2014in名古屋」は、私が所属する(公社)日本アロマ環境協会(AEAJ)主催の地区イベントで、
AEAJ認定アロマテラピープロフェッショナルの宮川明子さんの「女性を生き生きとさせるリズミカルセミナー」と、
鍼灸師・クリパルヨガ教師の野見山文宏さんの「感じて分かる!肩こり解剖学」を受講してきました。
10時30分開場で、11時~12時45分はランチタイム。とっても美味しいお弁当をいただきました。
女子ってさ「美味しい物をちょっとずつ」ってのが好きだよね
味噌カツがあったり、手羽先があったり、きしめんやういろうも入ってたこの名古屋飯なお弁当をしっかりいただき、午後から始まるセミナーに備えました。
宮川さんのセミナーでは「月経リズムで身体を整える」ことを中心にお話しをお聞きしました。
レジュメの最初に、
『本来、女性は月経リズムに応じて、心身が変化しているのが「自然」な状態です。月経リズムや肌のターンオーバーは月(moon)と同じ28日周期であり、出産も月の満ち欠けの影響を受ける傾向があります。
ところが現代は、自然のリズムから乖離(かいり)した生活が急速に進み、身体の内側に宿る「自然のリズム」を妨げる生活習慣にあふれています。さらに、ストレスフルな社会構造、時代背景により、身体がこわばり、月経トラブルや不妊、PMS(月経前症候群)などの女性特有のトラブルにもつながっています。』
とありました。
そう、女性はいつも同じじゃないのよ。日々変化しているからムーディーで素敵なのよ(笑)
宮川さんは女性ホルモンと身体のリズムを「月経期」「卵胞期」「黄体期」の3つに分けて、どんな時にどんな精油あるいはキャリアオイルを使ったらよいか、また、アロマテラピーやボディワークなど自然療法を通じて、自然のリズムに同期するために必要な「身体の弾力」の取り戻し方などを、分かりやすく説明してくださいました。
女性の体のトラブルを軽減するために、早寝早起き、散歩、目を酷使しない、体を冷やさないといった、自然のリズムと調和した身体づくりがとても大切だということが良く分かりました。
今までも異口同音で、いろいろな方々が提唱してきたことだけれど、私はアロマテラピーを学んでいるので、自然のリズム+アロマテラピーの観点から、まずは自分の体を磨いていこうと思いました。
野見山さんのセミナーでは2人1組になり、相手の体に触れながら、まさに感じる解剖学『肩こりの仕組み』を学ぶ内容でした。
普段の呼吸は「吸い下げるもの」。肺に空気が入ると肺の下にある横隔膜が下がる腹式呼吸をしています。
でも緊急時(←ストレスなど)は「吸い上げる」呼吸の、浅い胸式呼吸になってしまいます。つまり、昔エラだった名残の筋肉である「
胸鎖乳突筋」や「
斜角筋」(いずれも頸部にある筋肉)を使って呼吸するようになります。
で、上肢や肩甲骨周りに向かう神経(腕神経叢)や動脈が斜角筋の間を通っているため、斜角筋が緊張する(胸式呼吸をする)と圧迫されて、手がしびれたり冷えたり、肩が凝ったりするのだそうです。
ストレス→胸式呼吸になる→胸鎖乳突筋が固くなる→猫背になる
ストレス→胸式呼吸になる→斜角筋が緊張し太くなる→腕神経叢圧迫→腕神経叢の一部である肩甲背神経圧迫→肩甲背神経が支配している菱形筋・肩甲挙筋が慢性的に凝る→肩こり
これらの筋肉をマッサージとかストレッチなどで緩めてあげると、少しずつ軽減していくようですが、セミナーの中で野見山さんがくり返しおっしゃっていたのは『筋肉と対話すること』。
どこか痛くない? 今日、動かしても平気?大丈夫? こんな感じで動かしてるけどOK?
アロマスクールを卒業して、アロマトリートメントをされる側だけでなくする側にもなったわけだけれど、自分の筋肉はもちろん、クライアントさんの筋肉ともトリートメントを通じて対話することが大事だなと気づかされました。
アロマセミナーは15時30分に終了し、16時30分から始まる
作家の喜多川泰さん の講演会場がある丸の内へ移動。
読書普及会チーム愛知主催の喜多川さんの講演会は、毎年2月11日に行われているそうです。
今回初めて参加しました。場所は「世界の山ちゃん 本丸店」の大広間?大会議室?でした。
『幸せを感じる力を磨く方法」と題し、1時間半、たっぷりお話してくださいました。
私が子宮頸がんの告知を受けて凹んでいる時に、
ひすいこたろうさんの『あした、死ぬかもよ?』をお借りして読みました。
その後、本を貸してくれた大切な人が、これも読んでみるといいよと云って貸してくれたのが、喜多川さんの
『君と会えたから…』でした。
とても素敵な内容だったので、喜多川さんにお会いしてみたいなあと思っていたところ、名古屋で講演会という情報が!
これは参加しなくてはと、本を貸してくれた大切な人と一緒に参加しました。
いろいろと内容をご紹介したいのですが、もうすでに長くなってしまっているので、一つだけ。
たくさんお話してくださった中で、私にとって一番印象的だったのは、
『本を読んで感動することは、自分の心の中に眠っていたこと、アンテナに引っかかったことを呼び覚ますこと』
それを行動に移すことが私の「幸せを感じる力を磨く方法」になるのかなと思います。
喜多川さんの著書
『ライフトラベラー 人生の旅人』にサインをしていただきました。
アロマセミナーや講演会で学んだこと、気づいたことをこれから日々実践して成長していきます!