7月10日木曽ねずこ下駄

karu chan

2011年07月10日 12:33

昨日の朝、起きた瞬間に下駄が履きたくなって、お仕事を済ませた後、木曽町日義の国道19号線沿いにある『シューブティック かみむら』に行ってきました。お洋服やバッグなども取り扱っているお店です。
ここの90を過ぎてもなお現役のおばあちゃんが、ねずこ下駄を作っていらっしゃるのですが、最近は力が弱くなってしまったということで、昨日はお店でその作業をするお姿を拝見することはできませんでした。

浴衣とか着物など和装を全然しないものだから、下駄の選び方がよく分からなかったので、
「今日は、下駄を履きたいと思って買いに来たのですが、初めてなんです」
と店員さんに伝えると、他の人のレジを終わらせたHちゃん(たしかシューフィッター)が、対応してくれました。
足を測る測定盤?で足の縦横のサイズを測り、下駄の大きさを決め、次に下駄の種類を決めました。
いろいろ履かせてもらいましたが、一番足になじんで、サンダルっぽくて歩きやすかった「高右近」にしました。
最後に鼻緒の柄を選びました。赤もいいし、藍も捨てがたい…。紫も気になるし…。最終的には黒地の鼻緒を選んで、おばあちゃんの後を受け継いだ店員さんにすげてもらいました そして出来上がったのがこの下駄です


my first ねずこ下駄。可愛いでしょう。まだ出来たばっかりだから、履く時に硬いけれど、履きこなした頃には馴染んでいるんだろうな。
今日は、グレーのカットソーにブルーのデニムという格好に、この下駄を合わせています。想像すると笑っちゃうでしょ?? でも、足の裏がさらりとしていて、とても気持ちがいいですよ。



裏側はウレタンゴムが貼ってあります。かかとは二重になっています。でも、歩く時にはちゃんとからんころんっていう下駄の音がします。
木の色を均一にするために、ねずこの木の灰汁で色を染めているそうです。顔を近づけると木曽ヒノキやアスナロ、ヒメコマツなどとはまた違った、森林の香りがします。

この夏の間しばらくは、Tシャツにデニム&ねずこ下駄のスタイルでいこうと思っています。
ねずこ下駄は、木曽で暮らす私にとっては地産地消だし、それにECOだと思うし、何よりも自分の身の丈に合っていると思います。履き心地もとてもいいしね。

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