2011年05月05日

5月5日今日のタイトルは・・・天寿・・・かな?

5月3日は父方の祖父の命日でした。
私が生れて半年後に亡くなってしまったから、私には祖父の記憶は全くありませんface07 でも、祖父は父が私を連れて遊びに行くと、抱っこしてあやしたり、お風呂に入れてくれたり、とても可愛がってくれたそうです。

祖父は享年65歳でした。その34年後に父が亡くなり(享年64歳)、父が亡くなった翌年、叔母が亡くなりました(享年60歳)。


映画にもなった「天国の本屋」(松久淳+田中渉)に、こんなくだりが出てきます。

『人間の現世での寿命というのは、実は「100歳」ジャストに設定されている。これが本当の意味での「天寿」だという。
しかし、もちろん誰もが100歳まで生きられるわけではない。20歳で死ぬ者もいれば80歳で死ぬ者もいる。そこで、残った天寿をまっとうする場所が「天国」だというのだ。つまり、20歳で死んだ者は天国で80年、80歳で死んだ者は天国で20年、残りの人生を生きることになる。ただし、天国にいる期間はずっと現世で死んだ年齢の姿のままだという。
そして、100歳という天寿をまっとうすると、人は天国での記憶をすべて消去され、赤ん坊として現世に再び生まれてくる。つまり天国は厳密には死んだ後に行く世界、だけではなく、現世とパラレルワールドのように繋がったもうひとつの現世、でもあるというのだ。』

祖父は天寿をまっとうして生まれ変わる前に、自分の子供たち、特に現世では一緒に過ごす時間が短かった、5人の子供たちのうちの下の2人に会いたかったのかもしれません。
父は兄弟の中で一番、姿も性格も祖父に似ていたから、一番先に祖父のもとへ呼ばれてしまったのかな。

まてよ、そんなこといったら、父が天寿をまっとうする頃に、父に一番似ていると自負する私は天国に呼ばれてしまうんだろうか。
父が亡くなった時私は33歳だったから、その35~36年後、私が70歳になった頃に父は私に会いに来るかもしれません。

そんなことを思った今日この頃です。




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Posted by karu chan at 13:39│Comments(0)生活
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